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球児今季絶望、右肘靱帯を修復手術

　カブスは２９日、藤川球児投手（３２）が右肘靱帯（じんたい）の修復手術を受けると発表した。

　手術を受けると通常は復帰まで１年以上かかるため、今季の出場は絶望となった。藤川は２６日レッズ戦で右肘付近に痛みを訴え、途中降板。「結構、痛む」と顔をゆがめ、トレーナーに付き添われてマウンドを下りていた。今季２度目の故障者リスト入りし、精密検査を受けていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130530-00000001-nksports-base

メジャー２勝の井川が球児にアドバイス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121112-00000309-tospoweb-base

そんな藤川に阪神時代のチームメートでメジャーの“先輩”でもあるオリックス・井川慶投手（３３）が緊急アドバイスだ。

左肘の手術を終え、現在は神戸の合宿所でリハビリ中の井川は「メジャーでは実績のある中継ぎは慢性的に不足している。
しかも今年もケガで何人かが離脱している。彼のような人材はかなり欲しいはず」とメジャー契約に太鼓判を押す。
また「既に彼はやっていると思いますが」と前置きした上で「メジャーと日本との最大の違いはボール。日本のボールとは握った時の感覚、リリースの際の感触がすべて違う。
それに慣れるためにもキャッチボールの段階から意識してやらないといけないです」と技術面の忠告も忘れない。
言葉の壁については「通訳がいるので問題ない」とし、「彼はキャプテンシー（統率力）のある人間。気も使えるのでメジャーでもすぐになじめると思いますよ」と性格面の心配もしていない。

「相談？　彼から聞かれればすべて教えますよ」とアドバイザー役に前向きな井川。自身はメジャー５年間で２勝（４敗）しか挙げられなかったが、かわいい後輩のため、失敗談も積極的に話していくことになりそうだ。